『話せる人と話せない人の違いとは、どれぐらいの時間を掛けて語学に没頭したかです。』
更新日:2023年1月
目次
Hola my Friend!!
去年、ある生徒さん(アメリカ育ちの日本人)からこんな話を聞きました:
「イタリアに旅行していた際に、現地の人があまりにもかっこよくて、思わず見とれてしまった。
そして彼らの会話が聞こえてきたので、耳を澄ませてみるとスペイン語やイタリア語だった。
私は子どもの頃から日本語と英語をネイティブとして話して来て、国際的な人間だと思っていた。
しかし彼らの会話は理解できず、もちろん話しかけることも出来なかった。
その瞬間に自分は国際的ではなかったと気付いた!」
Photo credit: josemanuelerre via Foter.com / CC BY-ND
日本人もアメリカ人のように、トリリンガルになりたいという人たちが増えているらしいですね。
でも実際にトリリンガルまでになるには、マラソンと同じように時間と自分に合う勉強法が必要なことを知らなければいけません。
トリリンガルになりたいというマラソンにチャレンジすることの目標・目的を明確にすれば、何があっても前に進むことが出来るでしょう!
この語学学習のマラソンで使えるトリリンガルな世界中の人や僕が何回も感じた壁や、それを乗り越えるチャレンジ方法について沢山書いています:
Be Ready to Feel Stupid
Prepárate para Sentirte Estúpido
自分の語学力が十分ではないから、バカだなぁと思うことに慣れること
Photo credit: Anusska via Foter.com / CC BY-NC-SA
- 間違えたからと言って、自分を責めないようにしよう!
- ちゃんと自分のベストを出していたら、周りの人は君が間違えたとしても許してくれるんだよ!
(間違えを許せない人に会ったら?無視する!笑ってバカにする人は出来ない人!)
間違えることは、普通です。
もし間違えなかったら、語学に対して本気で向き合っていないってことでしょうね!
僕はトリリンガルだからこそ、どの言語を話す時に間違ってしまいます。
そのリアルケースはこちらです:
例えば:
僕が10歳の頃、スペインで日本人学校に入学した際に、初日に学校中の生徒の前に立って自己紹介をしました。
その時、僕の自己紹介の始まりはこんな感じでした:
「おはよう~ございます!ぼくのなまえは、jSくんです!」
と言った途端に、そこにいた全員が爆笑!!
その時の自分を思い出すと、トマトのように顔が赤くなったことと、恥ずかしかった思いだけ!
今思えば、一生忘られない思い出。
彼らと一緒に、今でも僕はあの時の自分のことを自分で笑っています。
Photo credit: simpologist via Foter.com / CC BY-NC
2番目の例え:
外国人が喜ぶお土産の記事を書いた時、僕が働いているインターナショナルスクールのスタッフと生徒さんが1つの間違えに爆笑した:
風鈴と書かないで、不倫!
と書いてしまったことです!
やっぱり間違える時にこんな楽しい思い出が作れるから、もっと間違えたいぐらい!!
英語と日本語が両方上手な人でも、三ヶ国語目を学び始めると、ある意味ゼロから始まります。
なので、また「上手に言葉が出ない、出来ない」と思ってイライラするのは、「当たり前」のことです。
何ヶ国語を話す人でも、新しい言語を勉強する時は、必ずこの「壁」にぶつかります。
学ぶことは、旅行や旅みたいなものなので、100%スムーズに行かないことが当然です。
だから、フラストレーションや失敗に慣れることが重要です。
The Golden Rule:
Speak, Speak and keep Speaking!!
La Regla de Oro: Habla, Habla y sigue Hablando!
黄金の法則:話して話して話しまくる
Photo credit: Brisbane City Council via Foter.com / CC BY
語学を学ぶ際のマジックやミラクルな商品を見たことはありません。
秘密は何かと言うと?
話すこと、話すこと、話す・・・ことです。
The More You Speak, the Better You’ll Get
Mejorarás Más, Cuanto Más Hables
話せば話すほどうまくなる!
Photo credit: HowardLake via Foter.com / CC BY-SA
でもそうなると、ここで1つの壁にぶち当たります。
日本では、「話さなくても気持ちが伝わるし、その方が良いケースが圧倒的に多い」
このJapan Todayに掲載された記事によると、日本の授業では「無言」は受けいれられているという返事になるそうです。
例えば:
よくレッスン中やその後に「Do you Have any Question?」と聞くと、
同じようにノーレスポンスが多いです。
昔、僕も恥ずかしくて質問出来なかったけれど、語学やコミュニケーション方法を学ぶ場合は、大切なのは話すこと、話さなければなんにも始まらない!
スペイン語や英語を流暢に話せるようになるには、この両方に「パッションを持たなければいけません!」
語学を学習することが自分の人生の一部だと感じなければ、語学能力をキープすることは出来ないからです。
その理由とは?
自分のペースで練習して、毎日鍛えなければいけないから!
特に英語とスペイン語では、似ている所や異なっている所があるので、それらを楽しく吸収すること。
Spend Enough Time with the Language
Dedica Tiempo Suficiente al Lenguaje
スペイン語や英語を学ぶにあたって、十分に時間を使うこと
Photo credit: TobiasMik · WhatWeDo via Foter.com / CC BY-NC-SA
「スペイン語と英語を学ぶことは、
あなたにとってどれぐらい大切?」
自分の人生において優先されていなければ、前には進まない。
例えば:
毎日や毎週洗濯をすることは大事だけど、スペイン語や英語はどう?
「いつかどうにかなるよ!(いつか喋れるようになるよ!)」では、「ずっと話せないまま!」
話せる人と話せない人の違いとは、どれぐらいの時間を掛けて語学に没頭したかです。
語学とともに過ごした時間が長いほど、吸収して早く話せるようになります。
スペイン語と英語をもっと学習出来れば、頭の中ではっきりと両方の区別がつく。
例えば:
毎日スペイン語と英語の両方を30分練習する。
The Trick is Having Time Management Skills
El Truco está en Tener una Buena Habilidad para Administrar tu Tiempo
時間管理スキルを持つことがトリック(秘訣)だよ
Photo credit: RLHyde via Foter.com / CC BY-SA
英語やスペイン語学習の勉強時間の持続可能なスケジュールを見つけて、日々の習慣の1つとして取り入れれば良いだけのことです!
Optimize Your Time
Optimiza Tu Tiempo
あなたの時間を最大限に活かそう
Photo credit: Yutaka Tsutano via Foter.com / CC BY
英語とスペイン語を同時に練習する際に、理想なのはもっと出来る言語(英語)を優先するのが良いと思います。
現在僕たちが生きている社会では、なんでも早く「Get・ゲット」するのが当たり前だから、語学もそう上手くいくと思ったら・・・そうではないのが当たり前である。
例えば:
勉強時間の分け方:
英会話を70-80%練習→より高いレベルまで上達する!
スペイン語会話を20-30%練習→基礎から磨く!
Slow and Steady Wins the Race
Gana la Carrera quien Va Despacio y Es Constante
ゆっくり自分のペースでいけば、レースに勝てる!
Photo credit: San Diego Shooter via Foter.com / CC BY-NC-ND
ウサギとカメ(The Hare and the Tortoise)のストーリーを思い出そう。
Patience and Aiming for a Long-Term Goal will Bring You Success
長い時間をかけて目標に向かって辛抱強く目指していけば、成功するでしょう!
私たちの一日の時間は制限されているため、語学学習の時間を作るのが重要である。
語学において、すぐに「結果を出す!」という考え方は:語学学習にとっては一番良くないこと!
僕の経験では、スペイン語や英語を学び始める最初の6ヶ月が一番大切。
この間に自分に合う勉強法を学んで、自分の習慣に取り入れていけば、6ヶ月後現地へ行くことなく、かなり成長します。
この6ヶ月の期間については、自分の経験でもそうですし、何回も生徒さんで見てきています:
「The Golden 6 Months」
Photo credit: AlicePopkorn via Foter.com / CC BY-NC-ND
スペイン語や英語を学ぶためには、どんな勉強法があるの?
Listening, Reading, Writing, Speaking and Practicing Words and Phrases
Escuchando, Leyendo, Escribiendo, Hablando y Practicando Palabras y Frases
リスニング、リーディング、書くこと、スピーキング、単語やフレーズ(文法)を勉強することです。
特に、フレーズで英語やスペイン語を学ぶことをオススメします。
そうすると単語より英語の考え方や表現の仕方を同時に学びやすいし、その分早く理解出来るようになるからです。
例えば:
英語やスペイン語の慣用語法(Idioms)の意味を知ること
アメリカの学校で教えるスペイン語だけでは、ほとんどのアメリカ人はスペイン語が出来るようにはならない。
スペインの学校で教える英語だけでは、ほとんどのスペイン人は英語が出来るようにはならない。
Photo credit: kirikiri via Foter.com / CC BY-NC-SA
なので、ここでも同じように:
日本の学校で教える英語だけでは、ほとんどの日本人は英語が出来るようにはならない。
学校では先生が教えている時、みんなが静かに穏やかに聴いています。(ふり?)
コレだけでは、先生の講座(メッセージ)が生徒さんに伝わらないから、「本当に学ぶ」ことになっていないのです。
例えば:
水泳を教えるのに、講演(Lecture)だけで教えていることと同じです。
じゃあ、どうすればいいの?
Take Control
Toma el Control
自分自身をコントロールしよう!
Photo credit: Giulia Bartra via Foter.com / CC BY-NC
語学を本当に学びたくないのであれば、学べません。
語学力を身に付けたい人は:自分をコントロール出来るようになろう!
語学学習に対して、責任を持って専念しましょう!
Being Able to Switch Between Accents
Ser Capaz de Intercambiar entre Tonos
英語とスペイン語のアクセントは異なるので、その言語のアクセントに切り替えられるようになろう!
Photo credit: zinjixmaggir via Foter.com / CC BY-NC
完璧でなくても、出来るだけ英語とスペイン語が話せるネイティブの真似をすることは出来ます。
言語を学ぶ際に、その「各語学が出来る人格(ペルソナ)」を自分の精神(Mind)と肉体(Body)に入れて学ぶ必要性があります。
例えば:
スペイン語だったら、スペインの友達や講師がどうやって話していたか思い出して真似をする。
アメリカでは、よく聞く話:子どもの時から、英語とスペイン語を同時に学ぶことがかなり増えてきています。
でもそれは、彼らの英語学習の時間が減ったり、きちんとした英語が学べないことにはならない?
スペイン語と英語を同時に勉強する価値とは?
- 英語の理解力を向上出来る
- スペイン語のリスニングなどで、より早く学べる:
それは英語と同じ方法(リスニング)で学んでいるから
- スペイン語の動詞の活用や文章の構造を聞くと、今までよりも英語の意味と構造について納得出来ます。
Photo credit: pasa47 via Foter.com / CC BY
例えば:
スペイン語のキーワードを学べば、ラテン語を語根(基体・Roots)とする英語の言葉が分かるようになる。
スペイン語のMal(悪い)、英語ではBadです。
英語では、このスペイン語のMal(悪い)を否定的(Negative Connotation)な意味合いとして使用します。
このような組み合わせの言葉で見れば分かりやすいと思います:
Malevolent:悪意(敵意)のある、意地の悪い、意地の悪い、他人の不幸を喜ぶ
Malicious:(人・行為などが)悪意(敵意)のある、意地の悪い
Malfunction:(臓器・機械などの)機能不全、不調 、故障、〈臓器・機械などが〉正常に働かない、動かない、機能不全である
Malignant:悪意のある、敵意のある、(病気が)悪性の
このスペイン語Malの反対は、Bien(良い)と言い、英語ではGoodです。
英語では、このスペイン語のBien(良い)を肯定的(Positive Connotation)な意味合いとして使用します。
このような組み合わせの言葉で見れば分かりやすいと思います:
Beneficial:有益な、有利な、ためになる
Benevolent:〈人・行為など〉優しい、情け深い;善意のこもった、優しくて、情け深くて 、慈善のための、博愛の、好意的な、善意の、慈悲深い、親切な
Benign:(心・表情などが)親切な、優しい 、(事情・環境・気候などが)好適な、好都合な、悪性でない 、〈人・行為など〉恵み深い、〈気候など〉温和な、良性の
Benefit:ためになること(もの)、利益、恩恵 、(国家などにより支払われる)給付金、手当、慈善興行、募金興行、…‘の’ためになる、‘に’利益を与える、…で)利益を得る
Photo credit: Ana_Cotta via Foter.com / CC BY
例えば:
スペイン語のHa hablado(語られました) は、英語のHas spokenです。
この文法の過去分詞(Past Participle)の組み合わせは、スペイン語と英語で同じです:
過去分詞ではまず、スペイン語はHaber、英語はHaveをメイン動詞の前に付けることが必要です。
その後ろに付く動詞は必ず、過去分詞形です:
スペイン語は過去分詞、英語は-edで終わる、または過去分詞形になった動詞。
Photo credit: _Hadock_ via Foter.com / CC BY-NC-ND
Hablar/Speak/話す
スペイン語:
Hablar(現在) Habló(過去) Hablado(過去分詞)
英語:
Speak(現在) Spoke(過去) Spoken(過去分詞)
スペイン語と英語では、同族語(Cognates)をシェアしています。
同族語とは、まったく違う言語の単語の音が似ている言葉のことです。
(意味は、もちろん一緒だよ!)
例えば:
スペイン語 のChocolate(チョコレート) は、英語の Chocolateです。
スペイン語 のBicicleta(自転車) は、英語の Bicycleです。
両方の言葉を学べば思い出したり、覚えたりするのが簡単ですね!
Photo credit: protorio via Foter.com / CC BY-NC-SA
英語とスペイン語を同時に学ぶコツとアドバイス
1.継続する力・やる気
2.英語やスペイン語のある程度の語学力
3.語学学習用の十分な時間
4.タイム マネジメント スキル(時間管理能力)
今まで僕が海外留学をしていなくても、 「語学力が身について、成長しているな!」と言える生徒さんは、下記のアプローチを続けた人が圧倒的に多かった人です:
Photo credit: Zador Spanish schools Spain via Foter.com / CC BY-NC-ND
英語とスペイン語を同時に学ぶアプローチ
1.毎日の習慣に英語とスペイン語学習を組み込んでいる人
英語やスペイン語、各言語を最低でも1日30分程度練習しています。
英語やスペイン語を学びたい理由を決める時、語学を上達して話せるようになるだけの理由を考えてしまうと、どんなに時間が経っても上手になれない人が多い。
この目標だと、「語学が面白くない 」と思う可能性が非常に高く、すぐに飽きてしまう人を沢山見て来ました。
その反対に、毎日英語やスペイン語で何かを経験出来るような状況にスイッチする方が面白いし、飽きません。
Photo credit: Kaplan International English via Foter.com / CC BY-NC-SA
例えば:
- 英語やスペイン語のポッドキャスト(Podcast おすすめ)や英語やスペイン語のアプリなどがおすすめです。
- 英語とスペイン語の会話を聞くことが出来る映画を鑑賞する:
「No Se Aceptan Devoluciones」(メキシコとアメリカのコメディ)
「Spanglish」(アメリカのコメディ)
- アマゾンのfire TVを積極的に利用して、英語やスペイン語のテレビ番組、ドラマ、映画やドキュメンタリーを見ること。
2.出来れば、スクールや英会話カフェなどの環境に週1回ぐらい通うこと(参加すること)
- トムチョの英会話カフェなどがおすすめです。
オンラインやオフラインでも、英語やスペイン語会話の個人レッスンを行っています。
マンツーマン英会話カフェについては、詳しく前回の記事に書いたので、そちらもご覧になって下さい!:
【マンツーマン】英会話カフェでなら話せるようになる理由TOP10!
などがあります!
3.語学力のある仲間を作ったり、英語やスペイン語が練習出来るポジティブで自分の趣味に合う環境を探しましょう!
オンラインなどでいろんな場所が探せます。
下記のリンクで紹介してみました:
- 外国人の友達作りについては、詳しくここで書いています。
- 外国人と知り合う方法などもこちらのリンクで紹介しています。
ここで、独学や講師から学んだことを今度は外国のお友達へ実践してみよう!
良い外国人の友達が出来たら、彼らのアクセントを真似しながら、吸収するのも良いでしょう。
こちらの記事に外国人が面白いと思うような質問を英語やスペイン語でまとめています:
俳優のように、彼らが話す言葉を頭の中でリピートして、そのキャラクターになりきりましょう!音声(Voice)を真似しましょう!
英語やスペイン語の発音の練習になるはずです。
各言語にそのキャラクターがいると想像出来れば、スペイン語から英語へアクセントや文法の作り方のスイッチが簡単に出来るようになります。
間違っても、大丈夫!良い友達だったら許してくれるはずです!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
いかがでしたか?
「英会話カフェで英語とスペイン語を同時に学ぶ!?」についてもっと紹介して欲しいという意見がありましたら、是非下のコメントにメッセージを書いてね!
(何語でもいいよ!)
この記事を書くために、こちらの英語のサイトをリサーチしました。
この記事を読んだ後は、今度は:
についても読んでみて下さい!
コメントや質問を書いて頂いたり、記事をシェアして頂けると助かります。
If you like this article please leave a Comment, ask any Question or Share it!
I would Love to Hear from You!
Si te gusta este artículo puedes dejarme un Comentario, Preguntarme algo o Compartirlo.
¡Me encantaría leer tu opinión!